海外スーパーの魅力
海外ノマドや長期旅行をしていると、毎日の食費は無視できない出費のひとつです。
観光地のレストランやカフェばかりを利用していると、気づけば1日あたり数千円〜1万円以上かかってしまうこともあります。
そんなときに強い味方になるのが現地のスーパーです。
- コストを大幅に抑えられる
外食の半額以下で済ませられるケースも珍しくありません。 - 現地の食文化を体験できる
調味料や食材のラインナップから、その国の暮らしぶりを感じることができます。 - 観光地価格を回避できる
観光中心地のスーパーは割高ですが、少し離れたスーパーを利用すれば価格は大幅に下がります。
さらに、スーパーだけでなく地元の市場(マーケット)に行くと、野菜や果物、魚などをさらに安く手に入れることも可能です。
現地の人に混じって買い物をすれば、生活の一部としての旅を体験できます。

節約できる食材と価格例
実際にどのくらい食費を節約できるのか、外食と自炊を比較しながら紹介します。
1. 野菜と果物
- 外食でサラダ:1皿500〜1,000円
- スーパーで野菜購入:レタス1玉100〜150円、トマト3個で200円程度
👉 自炊なら300円でサラダ2〜3人前を作れる計算。
2. 肉・魚
- レストランの肉料理:1皿1,000〜3,000円
- スーパーで鶏むね肉500g:300〜400円、魚(サーモン切り身)200〜300円
👉 同じ値段で3〜5食分を確保可能。
3. 主食(米・パン・パスタ)
- 外食でパスタ:1,500~2,500円前後
- スーパーで乾麺500g:200円程度、米2kg:500〜700円程度
👉 パスタ1食あたり50円以下に抑えられることも。
4. ドリンク
- カフェのラテ:1杯400〜600円
- スーパーで牛乳1L:100〜150円、インスタントコーヒー100杯分:500円程度
👉 10分の1以下のコストで毎日楽しめます。
5. 市場を活用した例
地元の市場で野菜や果物をまとめ買いすると、スーパーよりさらに安い場合があります。
例えば東南アジアでは、マンゴーやバナナが1房100円以下、葉物野菜が1束50円程度で購入可能。
👉 市場 × 自炊の組み合わせで、食費を「観光レストランの1/3以下」に抑えることが可能です。

自炊のコツと注意点
ただし、海外での自炊には工夫と注意点も必要です。
1. 調味料を最小限に揃える
日本のように豊富な調味料が揃わない場合があります。
まずは「塩・胡椒・油」を基本に、現地の調味料を1〜2種類追加する程度で十分。余計な出費を抑えられます。
2. 宿泊先の設備を確認する
Airbnbやゲストハウスには「キッチン付き」と書いてあっても、
- コンロが1口だけ
- 包丁や鍋が揃っていない
といったことがよくあります。予約時にレビューで「キッチンの充実度」をチェックしましょう。
3. 観光地から少し離れたスーパーを利用
観光中心地のスーパーは値段が割高なことが多いです。バスや電車で10〜20分離れるだけで、同じ商品が2〜3割安いことも。長期滞在なら移動の手間をかける価値ありです。
4. 作り置きを活用
毎回料理をするのは時間がもったいないので、カレーやパスタソースを多めに作り、冷蔵保存しておくと効率的。仕事や観光との両立にも役立ちます。
5. 食中毒や水に注意
特に東南アジアでは生野菜や水道水に注意が必要です。必ずボトルウォーターを使い、加熱して食べることを基本にしましょう。
まとめ:スーパーと市場を活用すれば食費は半額以下に
海外ノマドにとって、食費は毎日の積み重ねで大きな差になります。
- スーパーを利用すれば外食の半額以下で生活可能
- 市場を活用すればさらに安く、現地の文化も体験できる
- 観光中心地から離れたスーパーで買い物するのがお得
- 自炊は調味料を最小限に、宿の設備を事前確認して効率化
👉 食費を抑えれば、その分を宿泊費や体験アクティビティに回せるため、旅の満足度もアップします。「海外では毎日外食が当たり前」と思っている方こそ、一度現地スーパーをのぞいてみてください。
きっと「生活しながら旅する」楽しさと、賢く節約できるノマドライフを実感できるはずです。